フェアアイルセーターを編むとき、私にとってはなくてはならない道具の一つが、このニッティングベルトです。
イギリスのシェトランド島に行ったとき、島の博物館で一つ購入しました。
毛糸屋さんで売られているニッティングベルトよりクッション部分が大きく、なんだかひと目で気に入ってしまいました。
それから十年、何度も補修をしながら大切に使っています。
もう今となっては、シェトランドに行かない限り、または、シェトランドに行っても手に入らないニッティングベルトかもしれません。
テン・オールドの歴史とともに、300着あまりのフェアアイルセーターを編んだニッティングベルトです。
思い出いっぱいの愛用の道具です。