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2007年3月20日 (火)

のびる

Photo_23

春です。

今日は近所の秘密の“のびる畑”―田んぼの畦に勝手に生えているのですが、たくさん取れるので我が家ではそう呼んでいます―へ、ノビルをとりに行きました。

右手にスコップ、左手にざるを持ってぽこぽこお散歩です。

ユリ科のノビルは、土の中の深いところに鱗茎があるので、スコップでその鱗茎を傷つけないように掘りあげなくてはいけません。

ちょっと、一苦労です。

ですがこの直径1㎝ほどの、ノビルの鱗茎がおいしいのです。

きれいに土を洗いおとし、2株ほどを束ねて長い葉を結び、鱗茎の部分だけに天ぷら粉をつけて揚げます。

ホクホクとした食感が、とても美味しいです。

でも今日のわが家は、このノビルで“のびる味噌”を作ります。

鱗茎を包丁で荒く刻み、お鍋に少ーしだけ入れた油で炒ります。

ちょっと透明になったかなというところで、味噌、日本酒、砂糖、そして練り胡麻を入れます。

この練り胡麻がいいこくを出してくれると共に、砂糖をたくさん入れなくても胡麻の風味のおかげで、味噌辛さを抑えてくれます。

これをくつくつと焦がさないように、つやよく練り上げます。

春の香りいっぱいのお味噌です。

焼きおみぎりにしてもよし、きゅうりにつけてもよし、豆腐につけて田楽にしてもよし、あー今晩の夕食が楽しみです。

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