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2007年3月14日 (水)

亀の手

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ふと、“亀の手”の味噌汁が飲みたくなりました。

一日仕事をし、肩のコリをほぐしながら休憩をしていた、夕方4時過ぎのことです。

潮見表を見てみると、ちょうど引き潮です。こうなれば、行くしかありません。

車で15分も走れば、わたしの秘密の場所、通称“亀の手ビーチ”に到着です(わが家だけの呼び名)。

ここが、わが家のカメノテ採取場なのです。

“カメノテ”はフジツボの仲間で、磯の岩の割れ目や深いくぼみに群れて生息しています。

この“カメノテ”を取るのが一苦労。

ドライバーを岩とカメノテの間に差し込み、剥がすように一つづつ取っていきます。

一つの大きな群れから四分の一ほどだけ取り、残った君たちはまた大きな群れに育ってね、と・・・。

両手に一杯ほどのカメノテが取れたので、家に帰って夕飯の仕度です。

カメノテの根元についた砂をきれいに洗い流し、お鍋に水とカメノテを入れて、くつくつとあくを取りながら煮出します。

最後に味噌を入れて、出来上がり。

深い磯の香りの味わいが、たまりません。

そして、最後のお楽しみ!カメノテの根元の皮をむくとピンク色をした小さな身がでてきます。

この身がカニのような味わいで、なんとも美味なのです。

春の磯の幸を堪能できて、しあわせな夕食でした。

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