まあるいパン
今日は朝食用のパンを作る日です。
仕事が忙しいときは無理をせずお休みをするのですが、朝食のパンはできるだけわが家で作ったものをと思っています。
一度にたくさん作って冷凍です。
まずは朝起きてすぐに、イーストを発酵させスターター作りです。
少量の小麦粉とイースト、砂糖と水を混ぜ合わせ、一時間ほどをかけて発酵させます。
その間に朝食や朝のことを済ませます。
もったりとした感じになっていればスターターも出来上がり、さあ次は手こねの作業です。
わたしはいつも500グラムの粉で生地をこねます。
それを2回、合計1キロの粉を使い40個の“まあるいパン”を作ります。
500グラムの粉で作る生地というのは、なんとも迫力がある生地となり、体重を充分にかけて力いっぱいこねなければ、きれいな生地になってくれません。
そして500グラムの生地をこねあげるのに約20分、それを2回戦するので40分間こねることとなります。
大変疲れる作業ですが、おいしいパンを作るためです。渾身の力を込めて作ります。
でも、美味しいパンを作るためにと頑張るのですが、一つ困ったことがあるのです。
40分間パンをこね終わって鏡を見ると、腕の筋肉がパンプアップしているのです。太い腕がさらに太く・・・
その姿はまるで、映画『ロッキー』の撮影に入る直前にスタローンが筋肉をパンプアップさせ、鏡に映る自分を眺めながら「オレ、かっこいい・・」とつぶやいている(想像ですが)・・・、そんな感じになってしまっているのです。
手作りパンのためとはいえ、なんとも複雑な心境です。
でもものは考えようです。
週に1~2回ほど通っている水泳で、このパンこね筋トレが生き、パワフルなクロールができることでしょう。
そしてわが家の家族に一言、私の太い腕と引き換えに出来上がった“まあるいパン”、美味しく召し上がれ!
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