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2007年4月15日 (日)

ぬくい おでん しゅんどる。

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讃岐というところは、独特な感性が充満している土地柄です。

あまりにも有名になりすぎましたが、あのうどん屋のスタイルもその独特な感性から生まれたものの一つの例です。

『恐るべきさぬきうどん』という本に、讃岐人が顕著に表現されています。

そんな讃岐の中において、輪をかけて“ゆるい”感性で生活をしているのが、観音寺というところです。

“ゆるい”センスを振りまいているにもかかわらず、“ゆるい”ナイスな感性の持ち主ということに気付かないで、ただゆるゆると“ゆるい光線”を出しながら暮しているのです。

そんな中で最近ふっと気付いたのが、このポスターです。

近所のうどん屋に貼ってあるポスターなのですが、店の前を通るたびに「ぬくいおでんかー・・・、いいなー・・・」といった具合にしか思っていませんでした。

ちなみに、讃岐のうどん屋にとってのおでんは、ちくわの天ぷらと同じくらいなくてはならないアイテムなのです。

でもよーく読んでみると、「ぬくいおでん」?、「しゅんどる。」?、なんとゆるいセンスが隠されているではないですか!

しかも普通は「美味しい おでん、あります」というように味を表現するのに、おでんの温度と染み具合を伝えているのです。

この点についても語るところはありますが、まあ今日のところはおいておきましょう。

ダチョウ倶楽部のネタにもあるように、おでんとは熱いものです。

そして熱い熱いと言いつつ、ハフハフと食するものです。

でも、“あつい”ではなく“ぬくい”のです。

“ぬくい”とは、「もう早く食べないから、おでん冷めてるかもよー」、「うーん大丈夫、まだぬくいよー」というようなニュアンスの言葉です。

そして、“しゅんどる。”なのです。

かなりなげやりなコピーですが、でもきっと顔グロ卵はもちろんのこと、煮込んで一回り小さくなった竹輪、そしてあめ色の大根など、ものすごーく“しゅんでいる”美味しいおでんがあるのでしょう。

「ぬくい おでん しゅんどる。」このゆるさが、なんとも良いのです。

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