気分転換
そしてまたまた気分転換にと、作りかけの通称「クリムトのドレス」を出してきました。
フェアアイルばかりを編んでいると、ふと違うものを作りたくなるときがあります。
そんなときに出してくるのが、このモチーフつなぎの作りかけのブランケットです。
いつも思い立ったように出してきては、30分ほど楽しみ、そしてまたフェアアイルを編み始めます。
そんな気分転換が、フェアアイル作りにもよい刺激を与えてくれてます。
でもそんな調子では、いつこのブランケットが出来ることやら・・・。
・・・いいんです、このブランケットはいわゆる“カラーサンプル帖”でもありますから。
色が隣り合った場合のイメージを知るのにも、大変勉強になっています。
絵の具のように色をまぜることが出来ない毛糸ですが、色の組み合わせは無限だと信じています。
例えば、赤と青を隣り合わせたとしても、色の分量を変えるだけで、その組まれた色から受けるイメージは違ってきます。
また色の組み合わせにより、お互いの存在を引き立てあったり、打ち消しあったりと、そんなことも教えてくれます。
このようなちょっとした気分転換の時間でも、発見があったり、アイデアが浮かんだりと、とても勉強になっています。
なので、このブランケットが出来上がったとしても、きっとまたこのモチーフを作りつづけ、そしてつなぎ合わせて違うものを創るのでしょう。
でもこのモチーフをかぎ針で作っていると、一つ困ることがあるのです。
手のひらの筋肉がかぎ針用になっていないらしく、10分も編んでいると手のひらや指が“ピキーン!”と攣ってしまうのです。
フェアアイルを始める前は、かぎ針で作品作りをすることが多かったのですが、フェアアイルを編みだしてからこの10年、棒針ばかりの毎日でした。
そんな日々の中で、かぎ針用の筋肉が衰えたのでしょう。
なんとも悲しい有様です。
でも、“ピキーン!”と攣りながらででも、モチーフ作りは楽しいですね!
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コメント
鈎針で手が攣るの、分かります~!!(笑)
「軟弱だなぁ」とか「要らない所に力入れてるのかな?」と思っていたのですが、私だけじゃなかったのですね!!
うふふ。
投稿: みか | 2007年7月10日 (火) 19時41分
カギ針で手が攣るのは、みかさんもだったのですね。
・・・ホッ。
わたしは、カギ針で編み出して10分もすると、「うぃー!攣るー!」と唸るので、家族がどうかしたのかと覗きに来たりもします。
やはり使い慣れていない筋肉は、弱くなっているみたいですね。
トホホ・・・。
投稿: ten old | 2007年7月10日 (火) 23時43分