サミ子さんのバッグ
“サミ子バッグ”、素敵でしょ!
写真は少し黄色かぶりをしてしまい・・・、実物はもっともっと可愛いのですよ!
このバッグは、禁酒會舘の1階にある“ラヴィアン カフェ”のマスターのお母さん、サミ子さんが作りました。
カフェのお給仕をする傍ら、一目一目丁寧に編み上げられたバッグです。
このバッグ、色の組み合わせがなんとも楽しいのです!
“サミ子バッグ”を一目見た次の瞬間にはもう、サミ子さんにバッグのオーダーをしていました。
サミ子さんにしかできないこの色使い・・・、傍らにあるだけで楽しい気分になるのです。
この“サミ子バッグ”に出会ったのは、昨年の12月の“Due hands”のときでした。
カフェの一角にあるギャラリーなので、カフェの様子もよくわかります。
そうすると、カフェのお客様が一段落し静かになると、今までお給仕をしていた女性がカギ針で編み物をはじめました。
音楽の流れていないカフェで、ゆっくりと、ゆっくりと針を編み進めています。
その空気がなんとも優しく、・・・懐かしく・・・、ただ ただ見ていました・・・。
そして、おもむろに伺ってみると、バッグを編んでそれを皆さんにお分けしているとのこと。
わたしがギャラリーを借りたその前の週は、そこで作品展をしたんです・・・とも話してくれました。
“Due hands”の1週間、サミ子さんの編んでいる手を見るのが、わたしの楽しみの一つになりました。
物を作っている人の手って、なんとも美しい・・・。
この“サミ子バッグ”がわたしのところに来てからは、カメラバッグとしていつも肩から掛けて出かけています。
そう、ワクワクとウキウキと心を弾ませながら!