« 2010年10月 | トップページ | 2011年3月 »

2010年11月 6日 (土)

紅葉と、霧氷と、次郎笈

R0013876

10月27日、紅葉の剣山系の山々を散策しようと出かけました。

目指す山は、次郎笈。

その頃の天気は、寒気が入ってきたり、数日後に台風がやってくるなどと、悪い天気が続いていました。

このままでは紅葉が終わってしまう!と思い、この日ならば何とか大丈夫だろうと出かけたのが10月27日でした。

登山口まで車で登る間、気温は5℃、4℃・・・と下がりつづけていました。

そして、標高が上がるにつれ、霧氷の付いた木々が現れはじめます。

それも、紅葉し色付いた木々に。

なんて、美しい景色でしょう・・・。

登山口に着くと、気温は-1℃となっていました。

絶景です。

赤や黄色に燃えるように紅葉した剣山の木々に、白く霧氷が付いているのです。

こんな美しい風景は見たことがありませんでした。

前日の強い寒気のせいで気温がぐっと下がり、このような幻想的な景色が出来上がったのでしょう。

若い頃から日本国内、海外といろいろな山を登ってきた夫も、「こんな景色は見たこと無い・・・」と言葉をなくしていました。

なんて、幸運なのでしょう。

-1℃の凛とした空気の中、次郎笈の頂上へ向けて歩き始めました。

R0013891

R0013883

R0013962

R0013925

| | コメント (0)

2010年11月 3日 (水)

フェアアイルの色の世界

Imgp45292

テン・オールドのホームページで、11月号にアップした『skipper』の帽子です。

この作品を編んでいた時にも特に思ったのですが、フェアアイルの色の世界はおもしろいですね。

フェアアイルは、ベースになる色があり、その隣に柄を表現する色があります。

といっても、ベース色と柄の色の2色で成り立っているのではありません。

ベース色でも隣り合う色たち、柄の色でも隣り合う色たちと、4色、6色がお互いを足したり引いたりとして、1枚の色柄模様として表現されます。

『skipper』は、その色のお互いの関係を淡い雰囲気にしようと思い、色を設計しました。

淡いといっても、“色が薄い(淡い)”とかではなく、あくまでも雰囲気です。

ですから使っている色は、オレンジ、黄色、ブルーと、はっきりとした色を使っているのに、シックで落ち着いたイメージを持った作品に仕上がっています。

それは、メランジ色(数色が混合した)のベースに、メランジ色の色で柄を表現しているからです。

このような色を組み合わせると、隣同士の色が馴染んで、淡い印象になります。

この作品はそのメランジ色を利用し、ノスタルジックでスモーキーなイメージの効果が出た作品といえるのでしょう。

でも時には、逆の効果を狙いたいときもあります。

柄の一つ一つをハッキリさせて、クラシックで素朴な感じを表現したいとき、またはポップで可愛らしいイメージの作品を作りたいときです。

これが意外と、とっても難しいのです。

はっきりとしたベース色に、はっきりとした色をのせると、ケンカが始まることが多くあります。

上で話したように、それが4色、6色となると、その上手く収まる色の組み合わせと、分量を探る作業は、とてつもなく大変となってきます。

テン・オールドの作品の中でも特にその難しさを感じ、時間がかかったのが『ピクニック』です。

この作品のデザインを考えるときは、本当に苦労しました。

時間にして、1週間・・・10日?は頭を抱えていたように覚えています。

使いたい色はあるけど、組み合わせるとどこかおかしい・・・。

じゃあこの色では、と編んではほどき・・・、編んではほどき・・・、と延々繰り返していました。

色の中にある微妙な色味、マゼンダ、シアン、イエローなど、その色の中に強く含んで潜んでいた色味が、色が隣りあった時にふっと出てくるのです。

毛糸は絵の具のように、色を混ぜて作ることは出来ません。

そこにある色をいろいろと組み合わせてみて、狙うところを探っていかなくてはならないのです。

上手くいかないとき、その作業はこれだっと心が落ち着くまで果てし無く続きます。

そうして、出来上がったのが『ピクニック』なのです。

でも、苦労も楽し。

出来上がったときは、本当にうれしかったです。

と今日は、ここまで。

一つ一つの色が持つ色味について、色と柄の組み合わせによる効果については、また今度書いてみようと思います。

| | コメント (0)

2010年11月 1日 (月)

“begin”のミトン

Mitons

この『begin』のミトンも大好きな作品なのですが、この1枚の写真もとっても好きなのです。

この写真は、革小物の作家である高知の“topiv”さんのお店で撮影をさせてもらいました。

白い壁に、無染色のナチュラルな毛糸で作った、素朴な色柄模様のミトンが並び、その上に赤い小さなサンタクロースの帽子がポツリと・・・。

可愛らしい写真です。

そして、この『begin のミトン』のキットが、皆様の声に応えて数量限定で再販となりました。

今から編み始めれば、クリスマスに間に合いますね。

家族に、大切な人へのクリスマスのプレゼントにぜひどうぞ。

| | コメント (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2011年3月 »