2011 ユスラウメ
ユスラウメが届きました。
お義母さんからです。
実家の庭にあるユスラウメの木が、今年も真っ赤な実をたわわにつけました。
「今年は気温が低かったせいか、雨のせいか、あんまり甘くないのよ・・・」と。
口にほおばると、言うとおり甘味は少ないものの、やさしい酸味とともに素朴な野の味がします。
この野の味が大好きで、種を、ぷっ、ぷっととばしながら、ついつい食べ進めてしまいます。
実家のユスラウメ、真っ赤な実がなるのを毎年待っているのはわたしだけではないのです。
小高い丘の上に建つ家。
四季を通じて、様々な野鳥がやって来ます。
野鳥観測には、とっても良いところです。
よく知っているものですね、その鳥たちがたくさん食べに来るのです。
鳥たちがついばむ姿が可愛らしく、おすそ分けです。
でも、その鳥たちに負けまいと取りにやってくるのが、ご近所さん。
みなさんも、このユスラウメの実が成るのを待っているのです。
そして実が熟れるとなると、お隣さんから、斜向いのお宅、三軒向こうのご近所さんと・・・、皆さん手に手に苺の空パックを持ってやって来ます。
鳥が早いか、ご近所さんが早いか、ユスラウメの争奪戦です。
でもお義母さんは、ちゃんとわたしたちの分を取っておいてくれました。
季節のお届けもの、今年も美味しく味わうことができました。
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