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2011年6月 1日 (水)

レター

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6月のフェアアイルは、『レター』。

クローバーを編み込んで、マルチカラーになるよう色柄模様を組み合わせました。

クローバーのグリーンを主軸に、それにつながっていく色を自由に組み立てて。

すると、なんだかエキゾチックな雰囲気を感じたり、でもシックに思えたりもするフェアアイルに仕上がりました。

『レター』― 手紙。

このフェアアイルは、フェア島やシェットランドの羊や島民に書いた手紙です。

ここ数年、シェットランド地方を襲った大寒波。

羊がたくさん死んでしまったそうです。

そんな厳しい状況にありながらも、フェアアイルを楽しむ私たちに毛糸を贈ってくれる、羊たちと島の人々に感謝と、穏やかに暮らせる日々が続きますようにと願いを込めて。

シェットランドシープの毛糸を眺めていると、細い糸をたどっていった先に、地球の裏側のシェットランドが見えるような気がします。

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コメント

初コメントです。
引っ越しのため衣類を整理していたら、夫のために編んだアランのセーターと、不思議な編み方のベスト。30年、20年物です。もちろん捨てられませんが、着るには糸の状態がフェルトに近くて無理。編むことだけに思いが行って、糸に心を込めることはなかったなあと、No.129「レター」を読ませていただきました。これから編む物は、2、30年夫や私が着て、そのあとはできれば子どもたちが着てくれるような1枚にしたいと思いました。そのときに糸のたどってきた道が語れるというのはいいですね。

投稿: くにまる | 2011年6月 8日 (水) 22時07分

シェットランドシープの糸を眺めているだけで、様々なことに思いを馳せてしまいます。
フェアアイルの歴史のこと。
そのフェアアイルを伝えつづけてきた、シェットランドレディー。
今このときも、厳しい自然の中で草や海藻をほおばる羊たち。
その羊たちに素晴らしい羊毛を与えた、シェットランド諸島の自然。
そして、冷たい風から家族を守るために編まれた、愛のこもったフェアアイルセーター。

糸をたどっていくと、様々なことが感じられます。

でも、くにまるさんがおっしゃるとおり、地球の裏側へとたどるばかりではなく、家族の未来へと糸をつなげていくことができるのですよね。

20年、30年まえに作られたご主人様のためのアランセーターと、ベスト。
糸に心がこっていなかったわけではないと思いますよ。
でも、もしそうお感じになられるのでしたら、旦那様が愛用した次に、そのフェルトになったセーターをお子様のために、お裁縫をして何かに作り変えるのもいいかもしれませんね。
そうすれば、糸がたどる道・・・家族の歴史を知る道を、更に作ることが出来るかもしれませんね。

くにまるさん、素敵なコメントを入れていただき、ありがとうございました。

投稿: ten old | 2011年6月 9日 (木) 11時16分

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