『レイヴン・ウッド』のフェアアイルセーター
ゆっくりとパソコンの前に座れずバタバタとしていたら、もう2月になっていました・・・。
反省・・・。
もっと、時間を上手に使わないといけませんね。
反省ばかりではいけません!
今年は、時間上手になる!をテーマにがんばります。
今月は、ナチュラルの毛糸でデザインをした『レイヴン・ウッド』というお名前のフェアアイルセーターです。
シックでありながら、存在感たっぷりの作品となりました。
久しぶりに、男性の方に向けて、カッコいいフェアアイルを作りたくなって出来上がったので『レイヴン・ウッド』です。
最近ナチュラルの毛糸では可愛らしいデザインのものばかり作っていたので、頭の中のモードを切り替えるのに苦労しました。
表現したいイメージはあっても、可愛らしい方向に「とっ、とっ、とっ・・・」とよってしまいそうになって・・・。
でも、深い森を表現したいと思っていたので、家にある北米インディアンのことを書いた本を読み、写真集を見て・・・、イメージを固めていきました。
でも、ナチュラルの毛糸で表現するのは、面白く、そして難しいですね。
色の数がとっても少ないうえに、ロットによって色の雰囲気も変わってしまっていたりと、毎回いろいろな苦労があります。
でも、面白いんですよね。
制約があればあるほど。
頭の中にあるイメージを一番ベストの方向にもっていくために、まるでパズルのピースを探すように、延々と見つけ続けます。
毛糸を膝の上において、頭の中で色を差し替えたり柄を組み替えたりするので、もう脳ミソはいつも沸騰状態です。
(こんな作業をしていると、もう夕飯の献立なんてまったく考えられなくなりますね。困ったことに・・・)
そのようにイメージを作りつつ、小さな編地を編んでいきます。
もちろん、何度も編んだ糸をほどきながら。
わたしはいつも、ナチュラルの毛糸でデザインをしながら、赤や、青、黄色や、グリーンなどの色が感じられるような・・・そんな作品を作りたいと思っています。
さあ、『レイヴン・ウッド』はどうでしょう?
まだまだ目標は高く!
です。
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