七宝山系縦走
稲積山山頂から仁尾町曽集落までの、七宝山系縦走路を歩いてみました。
稲積山の近くに生まれ育ちながら、今の今まで稲積山を含む七宝山系の尾根筋に、こんなにいい縦走路があることを知りませんでした。
・・・先日のこと、運動がてら稲積山へ登りました。
眼窩に見える観音寺の町を眺めながら山頂で休んでいたところ、トレラン(トレールランニング)の人がやってきました。
その人は稲積山山頂までの来た道を往復することもなく、奥の道へと消えていったのです。
「うむ、きっと何かある!」と思い調べたところ・・・ありました、縦走路が!
ということでさっそく、高屋神社から稲積山山頂~七宝山尾根筋~仁尾町曽集落~そして海岸沿いの県道を歩いて出発地の高屋神社までの道を歩いてみました。
雑木林は冬枯れで、登りながらも燧灘や観音寺の町がよく見渡せます。
いつ来ても、この石の階段はすごいな~。
稲積山山頂からの眺め。
ところどころで雑木林が開け、このような展望が望めます。
やっぱり、地球って丸いんだなぁ・・・と。
このぐらいの標高からが一番、地球の丸さを近くに感じることができるのかもしれませんね。
そして、また歩く、歩く。
とっても美しく整備されている登山道で、びっくり!
しかし所々の分かれ道で、どっちに行ったらいいのか考えつつ。
でもよく周りを見渡すと、小さな看板や、赤のテープのマーキングがあるので、それと地図とで確認です。
とっ、今日の目的地が見えてきました。
奥の山の山頂付近に、小さなハゲが見えます。
あそこです。
ここからが、少しのアップダウンの道。
写真も撮りながら・・・。
と、いきなり視界が広がり、到着!
ここは、パラグライダーの滑走路です。
燧灘に向かって飛び立つのって、どんなんだろう・・・。
でも、まだまだ歩きます。
パラグライダーの滑走場から、海岸線に沿ってのびる県道まで降りて行きます。
曽集落は、温州みかんの産地。
右を見てもみかん、左を見てもみかん。
あ~できることなら、みかん畑の中を走るモノレールに乗って降りたい。
目の前に、海が近づいてきました。
いよいよ県道です。
これからは海沿いの道を歩き、スタート地点の高屋神社へ。
でも歩きながら思ったのですが、
我が家から車で10分足らずを走ったところに、こんなにいいアウトドアーのフィールドがあるとは。
幸せなことです。
高屋神社まで、自転車で行くことも可能なのですから。
車で何時間もかけて走って、アウトドアーのフィールドまで行く・・・。
最近そんなことについて少し考えていたので、ガソリンレスなトレッキングができることを知り、うれしくなりました。
もちろん近所だけではもの足りなくなり、新しいフィールドにも行きたくなるのは当然のことと思いますが・・・。
でも、地元の新たな発見とともに、海に山にいっぱい楽しめそうと知ったことが、うれしいのです。
今回の全行程、時間にして5時間半ほど歩きました。
今年11歳になる福ちゃん(犬)も、よくがんばりました。
よく歩いたので、その日の晩ご飯はちょっとだけ奮発をして、ペデグリーの缶詰を買ってあげました。
でも肥満気味のため、ローカロリータイプですけど。
で、私たちは、ビールで乾杯!
そう、発泡酒でも第3のビールでもなく、もちろんカロリーオフでもプリンタイオフでもなく、本当のビールで!
福ちゃん、ごめんね。
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