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2015年2月20日 (金)

2015 ten old フェアアイルセーター展

セーター展が終了し、四国に帰ってきてから1週間が経ちました。
・・・たった1週間?
という感覚です。
個展前からお待ちいただいている方、作品をお届けする方、その他いろいろなことでご連絡をしなければいけない方、と、これ以上お待ちいただくのは申し訳ないと、この1週間バタバタと対応をしていました。
でもちょっとここで、セーター展のレポートを。
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今回で15回目となるten old フェアアイルセーター展。
岡山会場です。
 
がんばって良く言えば「味わいのあるレトロな建物」の2階が会場でした。
その建物の敷地に入るのに鳥居をくぐるなど、セーター展へ来るワクワクとした気持ちを盛り上げるシチュエーション。
後で話を聞くと、迷われた方も多かったみたいですね。
 
岡山は1回目からセーター展を開催していたり、教室をしているところで、言わばホーム。
古くからのお付き合いがある方、そして教室に通われている方などと多くの方にお越しいただきました。
そして近畿地方などの遠方からも。
寒い中、皆さまほんとうにありがとうございました。
 
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そして、東京会場です。
 
岡山とはがらりと変わって、大きな窓ガラスから光が差し込む空間での展示でした。
東京では3回目の個展になりますが、この度は原宿へ場所を移してみました。
ご来場の方に話を伺うと、こちらでも会場までの道のりを迷われた方が少なからずいらっしゃったとのこと。
(今回は2会場共に、分かりにくかったようです。)
 
にもかかわらず、ほんとうにたくさんの方にお越しいただきました。
気が付けば外が暗くなっていて、時計をみれば閉店の15分前・・・と。
でも、今思い返すと、たくさんの方々とお話をしたのですが、皆様の顔と話したことも克明に覚えているものですね。
それくらい、わたしにとって刺激的な日々だったということでしょう。
フェアアイルのことを説明させていただき、ときには雑談に花が咲き、ずーっと楽しくおしゃべりをしていました。
 
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この度のセーター展は、メンズ作品も新作としてたくさん発表しました。
2年前は『ten old Fair Isle BOOK vol.2』の本制作の都合でレディースばかりだったので、最近ten old を知った方にはとても新鮮に感じていただけたようでした。
 
ten old のフェアアイルの始まりはメンズ作品。
当時は、力強くでもどこか可愛らしいニュアンスを含む作品が多かったように思います。
そしていつの頃からか、レディースとメンズと半分くらいの割合で新作をだしていくようになりました。
 
今回は4年ぶりにメンズ作品をつくりました。
メンズはメンズで、たまらない面白さがありますね。
実際に作品をご覧になった方も、そのデザインから受ける感覚の違いを、おもしろく感じていただいている様子でした。
『Life is good』や『シリウス』、『Ness』という作品に、とくに興味を持っていただけたようです。
 
そして全作品のなかで割合的にたくさんの点数があったのが、全面に柄が入った総柄作品。
その中でもレディースのジャケットの『ハナフル』と、まだ名前がない上の写真のショールにたくさんの注目をいただきました。
どちらも苦労をした作品、報われた気持ちです。
 
新作につきましては、今後ホームページの更新時に掲載していきます。
 
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今回会場では、ほんとうにたくさんの方からフェアアイルの編み方などのご質問を受けました。
知りたいという好奇心は素晴らしいものですね。
 
基本のテクニックをマスターすれば、それからが物創りの本当の楽しみが始まります。
上手くいかないことも、ちょっぴりの苦労も楽しいことです。
そう思える気持ちが、ステップアップへとつながるのでしょうね。
 
そして、ten old のフェアアイルをお買い上げいただきました皆様、誠にありがとうございました。
日々の中でご愛用いただき、そして怖がらず洗濯をしてください。
洗濯をすることで、フェアアイルセーターは柔らかくなり、よりしっかりとしたロフトを感じるようになります。
フェアアイルセーターは「育てる」セーターです。
シンデレラのガラスの靴のように、あなただけのセーターへとなります。
そして育ったフェアアイルセーターに再会できますことを楽しみにしています。
 
と、先週フェアアイルセーター展は終了したばかりですが、なんだかすでに次へのスタートを切ったように感じています。
今は、頭の中でやりたいたくさんのことがいろいろと回っています。
しっかりと整理をし、計画を立て、一つ一つ実現していきたいものです。
 
この場で皆様への感謝を綴っても伝えきることはできませんが・・・、ほんとうにありがとうございました。
18年というこんなに長い年月を続けてこられたのも、ten oldのもの作りを応援していただける方々がいるからだと強く思っております。
そして、同じ価値観を持っている方がたくさんいることも、大きな励みです。
 
心より、心よりお礼申し上げます。

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