“2017 ten old フェアアイルセータ展”終了
岡山、東京と続けて開催した“2017 ten old フェアアイルセーター展”が終わり、気がつけば2週間が経っていました。
うんと長い時間が過ぎたようにも思えるのですが、そんなものなのですね。
個展の日々も含め、毎日が密度濃く過ごしていたので、そのように感じているのでしょうか。
写真で、セーター展の日々を思い返してみると・・・。
岡山会場では、まずお越しいただいた皆様は、会場である“上之町會舘”の様子に驚かれたかもしれませんね。
狛犬さんの間を通り、鳥居をくぐり、そして左手にあるお化けが出そうな古い鉄筋の建物・・・。
「本当にここでいいのかなぁ・・・・」と思われたでしょうね。
でも階段を上がって会場に入ってみれば、フェアアイルで埋め尽くされた空間が。
今回も、スワッチをたくさん持っていきました。
スワッチが籠の中でたくさん積み重なっている様子を見るだけでも、心がドキドキと弾んできますよね。
このスワッチの量で、家にある全体の5分の1ほどでしょうか。
そして・・・、ten old 20年ということで、ten old 1年目に作ったセーターも持っていきました。
お恥ずかし・・・・・。
この写真は、東京会場の展示風景です。
ガレリア原宿は、落ち着いた雰囲気の会場。
セーターたちも、どこかお上品に澄ましたように見えたのは、わたしだけでしょうか。
皆様にご好評をいただいた、小冊子(図録)も展示して。
こんな風に、岡山会場、東京会場と写真を見ていると、お越しいただいた方々のお顔といっしょに、いろんなことが思い出されますね。
作品とそれについているお名前の由来をご説明したり、
フェアアイルの特徴についてもお話しましたね。
そして、わたしが編んでいるところを見て、機械のように動いてしまう右手の2本の指に驚いていらっしゃったり・・・。
お越しいただいた皆様、いかがでしたか?
楽しんでいただけましたか?
わたしは、皆さまがフェアアイルを見ているときの笑顔とキラキラとした瞳が、ほんとうに印象的でした。
ten old としてフェアアイルを作る活動を始めて20年。
一つの通過点としかとらえられなかったので、この数字を大きく謳うことはしませんでした。
でも個展を終え今までのことをゆっくり振り返ると、2017年で15回目となる個展、デザイン数も№167にもなりました。
「15回」と、「№167」。
20年という時間がなければ、刻まれない数字です。
フェアアイル一筋20年も中々なものかな・・・なんて。
“2017 ten old フェアアイルセーター展”で皆様よりたくさんの元気をいただいたので、さぁ次へ向けて出発です!
今度はどんな楽しいことを発信しましょう。
頭の中で、やりたいことが渦巻いています。
そして2017年の新作はホームページで発表していきますので、セーター展にお越しいただけなかった皆様たのしみにしていてくださいね。
そしてもう一つ、3月1日のホームページ更新で、会場に来られなかった皆様にお知らせが。
こちらも楽しみにしていてくださいね。
それでは!“2017 ten old フェアアイルセーター展”の報告とともに、
皆様!ほんとうにありがとうございました。
心よりのお礼と、感謝を!
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