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2019年3月28日 (木)

『story book』の修繕

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17年ぶり?
ほんとうに久しぶりにふれた『story book』。
セーターのほとんどの部分はとってもきれいで、でも愛用されていたのだろうと感じる風合いの変化。
ただ、衿ぐり、袖口、裾のゴム編みの端が擦り切れていました。
そうして、修繕依頼で17年ぶりの里帰りです。

『story book』は、『prologue』『chapter 1』『chapter 2』『chapetr 3』の五連作品で発表しました。
その兄弟たちもそれぞれの方のもとへ。
そしてこの『story book』は、観音寺に住む大変お世話になった方のご主人様のフェアアイルにとなりました。
お正月、初詣でこのセーターを着たご主人と会ったり、
セーターを着て自転車でお出かけされているのを見かけたりと、
晴れの日も日常でも日々の中でご愛用いただけているご様子でした。

ゴム編みの端の擦り切れの修繕は簡単です。
まだまだ丈夫そうなところまで3~4段ほどほどき、そして新しい糸で編めばいいのですから。
ただ問題は、毛糸の色です。

17年も経つと、廃盤になっている色もあります。
そして、その年月の間での洗濯や紫外線などで色の変化もあります。
色をどう合わせるか・・・、で悩みますね。

廃盤になることも考えて、ten old がスタートしたときから約10年の間は1作品1作品の使用糸を少量ずつ残していました。
でも製作数が膨大になるにつれ使用糸の保管場所も難しく、1作品ずつは断念・・・。
でもやはりあの時少量ずつ取っておいた糸が、今回とても役に立ちました。

『story book』も2色ほど廃盤になった色が。
箱の中からゴソゴソと探しだし使用したのですが、オリジナルのままの色で修繕することができました。
きれいになった『story book』、明日にはお父さんのもとへ帰ります。
また次の冬からも、かわいがってもらってね🎵

さぁ、あしたは懐かしい次の子の修繕です。

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