8月の教室はお休み
毎月1日は、ホームページの更新日。
そして、翌月の教室の参加予約の受け付けと、
近くに迫る今月の教室の案内状のハガキの製作。
これが、月はじめの1日の仕事。
でも、8月の教室はお休みになるので、予約メールの返信はなし。
案内ハガキは、しっかりと作りました。
と、昨日の1日は、いつもとちょっとだけ違いました。
そして、愛用の赤いソファーに座って編み物。
すると、ふと思い返してきます。
シェトランドの日々を・・・。
シェトランドは22年ぶりでした。
また行きたいな…と思いつつも、我が家には福ちゃん(犬)がいたので、
長期で出かけることをしませんでした。
でも去年、17歳間近で福ちゃんが空へと旅立ってしまったので、
これをひとくぎりとして私たちも旅の計画を立てはじめました。
久しぶりのシェトランド。
でもあのころのような熱い思い・・ではなく、
シェトランドの風やゆっくりと流れる時間が恋しくて・・恋しくて・・・
今回はそんな思いから始まった、旅でした。
でも、シェトランドの冷たい風をうけながら風景を見ていると、
どこからともなく思うのはやっぱりフェアアイルのこと。
こんな美しくも厳しい島で、フェアアイルは生まれたのだなぁ・・・と。
旅のことを懐かしく、断片的に思い出しながら、編み物をしていました。
そうしたら、ふと思いました。
フェアアイルを手編みする、意味の大切さ。
フェアアイルは自由な編み物です。
でも「自由」という言葉の裏には、
その技術が、お母さんや、おばあちゃんから伝えられた
その家々のものだったからでしょう。
しかし今のシェトランドでは、手編みを伝えるのも難しくなりつつある・・・と島の人が話されていました。
・・・・フェアアイル日和。
皆さんが集まって、フェアアイルを手編みしながら賑やかに楽しく過ごせる、
ということは、
とっても贅沢で、大切な意味があることだと感じました。
8月の“フェアアイル日和”はお休みです。
次は9月です。
9月の教室の日程の発表、予約受付開始は、8月1日のホームページ更新時となります。
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